婚活においてよく聞く声があります。
- 「いい人に出会えるなら相談所に入ります」
- 「この人が本当に変わらず愛してくれるなら結婚します」
- 「私を愛してくれるなら、私も愛せます」
- 「失敗したくないので、確実なら動きます」
一見、慎重で真面目な考えに思えますが、これらに共通しているのは“保証を求める気持ち”です。 このマインドが、婚活の大きな足かせになっていることに気づいていない人も多いのです。
「保証」を求めるマインドの正体
「裏切られたくない」「無駄な努力をしたくない」—— そんな想いから、人は「成功の確信」を得てから動こうとします。
でも、婚活や恋愛、人間関係は本質的に“不確実なもの”。 絶対にうまくいく保証など、どこにもありません。
■「保証があるならやる」=「やらない言い訳」
「いい人がいるなら入会する」「うまくいくならお見合いする」 これは「やらないための理由」になっていることも。
行動しなければ傷つくこともありません。でも、その代わりに“出会い”や“チャンス”も失ってしまいます。
そのマインド、相手からどう見える?
「私を愛してくれるなら、私も愛します」 これは一見フェアですが、相手から見ると「愛されたいだけで自分からは動かない人」に映ります。
結婚は、お互いの歩み寄りで成り立つもの。 「絶対に関係が変わらないなら結婚する」という人を、果たして誰が選ぶでしょうか?
婚活がうまくいく人は、こう考えている
うまくいく人は「保証を求める」よりも「まずは行動する」「自分から与える」というスタンスを持っています。
- 気になる人には自分から申し込む
- 仮交際でも丁寧なコミュニケーションを心がける
- 交際が続くかどうかは分からないけど、まず会ってみる
保証よりも“行動”を選んでいる人に、チャンスがやってきます。
改善のヒント|保証を手放す5つの考え方
1.「正解探し」ではなく「納得の選択」を
完璧な相手を探すのではなく、自分が納得できるかを大切に。
2.「損得」ではなく「信頼」で動く
与えられたら動く、ではなく、信じたいから行動する。そんな人が信頼を得ます。
3. 小さな行動でも“結果”は変わる
自分からLINEをしてみる、希望日を出すなどの小さな一歩が大きな差になります。
4. 傷ついても“学び”になると捉える
「うまくいかなかった=失敗」ではありません。経験を次に活かせる人が前に進みます。
5.「失敗=終わり」ではない
婚活は何度でもやり直せます。怖がらず、一歩ずつでいいのです。
まとめ|動いた人にしかチャンスは訪れない
恋愛も結婚も、正解も保証もありません。 ただ、「動いた人」には可能性が広がり、「待ち続けた人」には何も変わらない現実があるだけです。
「どうせまたダメかも」と思う気持ちがあるならこそ、一度その“保証を求める気持ち”を手放してみませんか? その一歩が、新しいご縁のはじまりになるかもしれません。
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