結婚相談所で活動していると、「理想の相手に出会えない」「いい人がいない」と感じている方も少なくありません。
でも、実際に成婚していく人たちには、ある共通点があります。
それは――自分から動ける人であること。
言い方を変えれば、「待ちの姿勢」ではなく、「選ばれるだけでなく、自分も選ぶ」という主体的な姿勢を持った人が、婚活市場では圧倒的に強いのです。
なぜ、結婚相談所には“受け身の人”が多いのか?
結婚相談所に登録すると、プロフィールを作成して、マッチングシステムに載せて、あとは「お見合いのお申し込みが来るのを待つ」――という流れが定番になっています。
だからこそ、「誰かから声をかけられるのを待つ」という受け身スタイルになってしまいがち。
実際、「申し込みは恥ずかしい」「断られたらショックだから」といって、1通も申し込みをしないまま数か月が過ぎてしまう方も珍しくありません。
でも、よく考えてみてください。
いくらプロフィールが良くても、「会ってみたい」と思ってもらえなければ、チャンスはゼロです。
どんなにスペックが高くても、自分から動かなければ“存在しないのと同じ”なのです。
主体性のある人が、なぜ結婚相談所で“希少”なのか
実は、結婚相談所には「真面目で誠実だけど、控えめな人」がとても多く集まっています。これは良い面でもある反面、競争の中で**「埋もれやすい」**という一面もあります。
そんな中で、自分から積極的に申し込みをしたり、仮交際の相手に対して「もっと深く知りたい」という姿勢を見せられる人は、ものすごく目立ちます。
そしてその「行動力」こそが、相手から見ると大きな魅力なのです。
たとえば、こんな場面がありました。
ある30代男性が、迷いながらもある女性に申し込みました。お見合いでは、彼女が「今日お会いできるのをすごく楽しみにしていました」と一言添えただけで、男性の印象は一気に好転。
「あ、自分にちゃんと関心を持ってくれているんだ」
「この人は、選ぶ姿勢を持ってくれているんだ」
と感じて、ぐっと距離が縮まりました。結果、2人は真剣交際へ進み、成婚となりました。
主体性は、“押しの強さ”ではない
「自分から動くって、グイグイ行くってこと?」「がっついてると思われない?」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも、主体性とは**「自分の意志で動くこと」**であって、無理に自分をアピールしたり、相手を追い詰めることではありません。
たとえば、
- プロフィールを見て「いいな」と思った人に、自分から申し込む
- お見合い後、良い印象を持ったら「またお会いしたい」と言葉で伝える
- 仮交際中、自分の希望や考えをきちんと伝える
こういった一つひとつの行動こそが、「この人は真剣なんだ」「信頼できる人だ」と思ってもらえる材料になります。
婚活は「思っているだけ」では伝わりません。
行動することでしか、気持ちは伝わらないのです。
結婚は“受け身”ではつかめない
結婚相談所というと、「相談所がなんとかしてくれる」「いい人を紹介してくれる」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、実際にはサポートはあくまで“サポート”。
最終的に動くのは、自分です。
だからこそ、自分から行動できる人は結婚相談所でも非常に貴重な存在であり、実際にどんどん成婚していきます。
裏を返せば、主体性があるというだけで「他の人とは違う」と思ってもらえるのです。
まとめ:選ばれるよりも、“選びに行く人”が結婚に近い
結婚相談所で成功する秘訣は、「選ばれる人」になることよりも、「自分から選びに行ける人」になることです。
受け身で待つだけの婚活から、
「この人と話してみたい」
「もっと知りたい」
「この気持ちは伝えよう」
そんな風に、自分の意志で行動するだけで、婚活の景色は大きく変わります。
あなたの行動が、未来のパートナーとの出会いのきっかけになるかもしれません。
その一歩を、どうか恐れずに踏み出してくださいね。
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