婚活パーティーやマッチングアプリ、合コンなど出会いの場を増やし積極的に行動をするも惨敗の日々…。”お見合い”は知っていたけど自分の中でハードルが高く踏み出せずにいました。そんな時友人が結婚相談所に入ってると知り「えいや！」と入会することに！
入会面談
はじめはメールでやりとりし、担当の仲人さんと一度お会いしましょうと喫茶店で待ち合わせました。５０手前の女性の方でした。
「こんにちわ」
「はじめまして」
さすがプロなので和やかにさくさくと質問され一通りのお見合いの流れなど説明をされました。やはり合コンなどとは違い結婚に対する熱量がすごく結婚の意思はあるか何度も確認されました。当たり前ですが、お相手も結婚に本気の方なので、なんとなくでは失礼にあたるので結婚相談所を考えている方はよく検討してください。世間でよく言われる年齢のことも言われました。「女性は１歳でも１か月でも若い方がいい」現実を突きつけられました。これはのちのち何度も痛感します。
話が一段落したところでジロリと見られ
「ところでお化粧やおしゃれには興味がないのですか？」
…当日は一応自分なりにきちっとした格好でメイクもしていったつもりでした。
「泥のついた大根では食べられませんからね」（ニコッ）
グサー！！！
確かにメイクも自己流で「お化粧してる？」と言われることもありましたが大根って；ここでも恋愛の試練を受けたのでした。その後メイクレッスンや服のコーディネイトに通うようになったのです。
人前に出す料理は調理してから提供しましょう
相談所によっては入会をお断りをされることもあります。え！相談所にすら入れないの？と心が折れそうになりますが、お断りされることもあると心づもりしていればダメージは最小にできます。相談所はたくさんあるので、ほかの相談所に行ってみましょう！
写真撮影
結婚相談所に入会にするとすぐにお見合いをするわけではありません。まずは、そう！いわゆる【お見合い写真】を撮影します。個人で撮影したものを使ってもよいのですが、ここはプロに任せるのをおススメします。なぜかというと、お見合い相手を選ぶ時はずらーっと写真が並んでいる中から誰にしようか選びます。そもそも写真に目を止めてもらえなかったら興味すら持ってもらえません。（男女ともに）第一印象は良いに越したことはありません。これまで独自に生きてきて成果（＝結婚）がでなかったのです。確かにお安くはありませんが、お金を払っても良い所だと思います。ただ、一つ落とし穴があります。それは後述します。
さぁ、メイク、ヘアセットをしてもらい撮影です。（服装もコツがあります）
「もっと胸を張って」
「首の角度をもう少し上に」
「口角をもう少しあげて、あご引いて…」
数時間かけて撮影し、出来上がった写真。そこにいたのは全くの別人；そりゃそうだ、お金かかってる…。プロだもん…。これどーするの？！出来上がった写真を仲人さんに見せると満足そうに
仲人「よくできてるね(⌒∇⌒)お見合いにはこの写真のようにしてのぞんでね」
私 「自分でこんなメイクやヘアセットできないです…」
仲人「お写真とあまりにかけ離れた人が来るとお相手の印象がよくないですよ(⌒∇⌒)がんばって」
私 「…わかりました」
これがプロに頼んだ時の落とし穴です。いろいろ補正された写真を自分で再現しないといけないなんて！そもそもメイクにあまり興味がない人間だったので落とし穴だと感じたのですが、これがきっかけで外見にも気を遣うようになりました。結果頼んでよかったなと思います。私のように苦手だと思っている人も大丈夫です！得意な人に聞いたり、勉強すればそれなりになります！写真撮影の時にメイクさんにやり方を聞いておくのもいいですね。モデルさんの気分も味わえるのでカメラマンにのせられるがまま楽しんじゃいましょう！自分でも知らない表情を引き出してもらえます。
（注意：目を大きくしたり、輪郭を修正したりメイク以上の補正をしている写真館は避けましょう。お見合い時にガッカリされその後の交際に結びづらくなります）
入金
入会金と月会費を振り込みます。この月会費がいつ終わるかわからない恐怖（何か月かかる？いや、何年？）とどんな人に会えるのかなという期待に心が震えました。そして、入金したんだし本気で頑張ろうと決意を新たにしたのを覚えています。入会金が高い相談所の場合、そう何回も入退会を繰り返せるものではないので吟味してください。どんなシステムになっているか、サポートはどのくらい受けられるのか成婚料は？会員数は？
私は相談所によってこんなにも成婚率が変わるとは知りませんでした。何となくで選んでいる人も多いのではないでしょうか？仲人さんとの相性もあります。自分の大事な結婚です、チェックしましょう。
プロフィール作成
必須項目を記入していきます。ここで大事なのは、マイナスに取られないプロフィールにすることです。もし、マイナス要素があるなら違う言い回しはないか裏から見たらどうかと考えてみてください。AさんにとってはマイナスでもBさんにとったらプラスになり得ることもあります。
プロフィールには嘘は書かないでください。ミスマッチがおこりお互い時間のロスになります。例えば、結婚したら働きたくないと思っているのに共働き希望と書いたり、結婚後は家事育児は相手に任せたいと思っているのに共働きで分担しますと書いたり…。お相手が自分の事を好きになったら許してくれるだろうなんて考えないでください。そう思っているなら正直に書きましょう。受諾は落ちると思いますが、お相手に任せたいと思っている人も一定数います。
会ってみたいなと思わせる文章を入れるのもコツです。自分の好きな映画や漫画など内面がわかるキーワードがあると親近感がわきます。
プロフィールが名刺になります。心を込めて丁寧に書きましょう。うまくいっていない人は、定期的に見直しましょう。
検索
いよいよ実際にお相手を探していきます。仲人さんからこの人どう？と勧められる場合もありますが、稀です。ほとんどは自分で検索を掛けます。ここで大事なのは、最低条件の設定です。私は最初この条件設定をしていませんでした。なので、この人も良さそう！でも、あの人も良いかも！と軸がブレブレでした。
- 住む場所（共働きなら特に必須項目）
- 下限の年収
- 上限の年齢
多くの方は上記を条件として設定すると良いでしょう。お相手の年収は気にしません！その代りこの趣味に理解のある人がいいです！などそれぞれに譲れない事があると思うので、その場合は各々に会った条件を設定してください。ただし、条件が多くなればなるほど難易度は上がります。
お申込み
お申し込みのボタンを押すのは緊張するかもしれませんが、是非勇気を出してお申込みしましょう！迷っている間にほかの方といい感じになってしまうと入る余地がなくなります。まだ何も始まっていません。実際にお会いしないとわからない事だらけです。問題が起きてから悩みましょう！
まとめ
結婚相談所というとお堅い、断れない、なんだか怖いなど少しネガティブな印象を持つかもしれません。実際、月会費・成婚料など金銭面でもダントツにかかります。その分本気の人も多く、【結婚】するには近いかもしれません。入会を迷っているなら話を聞きに行くだけでもいいと思います。私は、出会いの場を広げるだけというイメージで入会しましたが、出会いだけではなく外見についてや初対面の人とのコミュニケーションに慣れたりたくさんの経験ができたと思います。
「やってみなはれ。やらな、わからしまへんで」
鳥居信治郎（サントリー創業者）
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